ハイジのテンションの高さを疑問に思ったことはありませんでしょうか。
常にあの異様な高さを維持するのは、常人では不可能です。
また、疑問点として山小屋での干草のベッドがあげられます。
干草の上で寝るなど本来、とてつもなく痒いはずです。
しかし、ハイジには解りません。
他にも山の生活におけるハイジの言動には
不可解かつ、奇妙な明るさがずっと付きまとっています。
ここで一つの仮説が生まれます。
感覚麻痺、不可解な言動、やたら明るい。
以上のことから、アルプスの少女ハイジは
「山に生えていた(幻覚作用ありの)きのこを常食していた」
と言うのが、この時点での私の仮説です。
ではこれを論証してみます。
ハイジは、山を離れフランクフルトへ行き、クララの遊び相手になります。
ここでは、ロッテンマイヤーさんに散々叱られますが、
おおよそ、ハイジの奇行が原因です。
これは長い間きのこを食べることができなかった事による、
禁断症状と考えると、しっくりします。きわめつけは
幻聴、幻覚、食欲不振、夜の徘徊
等の、ホームシックと呼ばれていた現象です。
これぞまさしく、禁断症状の末期。
その後ハイジは山に帰ります。
彼女はみるみるうちに元気になっていきました。山に帰り、
きのこを食する事で禁断症状を払拭できたのではないでしょうか。
やってきたクララも、きのこの作用で強力な集中力を得て、
歩けるようになったに違いありません。クララが立った!