在りし日のゴールドタワーの思い出です。
ゴールドタワー。
名前からして、たいそういかがわしい香りです。
このタワーのウリは「黄金の便器とスリッパ」。
瀬戸大橋を超えて、四国に上陸するとすぐに
このゴールドタワーが見えてきます。
遠めに見るとまったくゴールドではありませんが、
近づいてみると、金かな?という感触です。
噂によると、ホテルや店舗などが入っていない
純粋なタワーとしては日本一の高さだとか何とか。
どこかのタワーにいくと、慣用句のように「ココは**では日本一だよ!」
というフレーズがあるのはなぜなのでしょう。
そして、入場券を買ってゴールドタワーの最上階へ。
カネじゃカネじゃガハハハハハ!!!・・・みたいなバブル感!
時価6000万円の黄金の便器です。
便器とはいえ6000万円ですから、
ガラス張りのケースのなかに鎮座しておられまして、
触ることすらできませんでした。
そんなフラストレーションを緩和させるためか
こちらの黄金のスリッパは、穴に手をつっこんで
実際に触ることができました。時価500万円。
貧乏人の悔しさを味わいつつ、思わずスリッパを持ち上げてみました。
スリッパになっているのにやはり金は金でして、少し重かったです。
ちなみに黄金の便器が置かれている展望室は、
閑古鳥が鳴いているという表現がなによりもふさわしかったです。
またいきたかったのに、展示を終了されたということで、とても残念です。